押し目買いとは?
押し目買いとは、上昇トレンドの途中で一時的に下落(押し目)したタイミングで買いを入れる手法です。安いところで買って高いところで売る、投資の基本を実現する王道の戦略です。
上昇トレンド中の株価は、上がり続けるわけではありません。途中で何度も「一時的な下落」を挟みます。この下落を利用して、次の上昇の波に乗るのが押し目買いの考え方です。
押し目買いは「トレンドに乗る」手法です。Lesson 01で学んだダウ理論の法則6「トレンドは転換のシグナルが出るまで続く」がその根拠となります。
押し目買いのポイントを図解
実際のチャートで、どこが押し目買いのチャンスなのかを見てみましょう。
なぜ押し目買いが有効なのか
押し目買いが有効な理由は明確です。上昇トレンドが続いている限り、一時的な下落の後には再び上昇する可能性が高いからです。安く買えるうえにリスクも限定しやすい、理にかなった手法です。
| メリット | 説明 |
|---|---|
| 有利な価格で買える | 高値追いより安い価格で仕込める |
| 損切りラインが明確 | 直前の安値を割ったら即撤退 |
| リスクリワード比が良い | 損失を小さく、利益を大きくできる |
| トレンドに乗れる | 大きな流れの味方を得られる |
エントリータイミングの見極め方
押し目買いで最も難しいのは「いつ買うか」です。以下の3つの判断基準を覚えておきましょう。
基準1: 前回安値を割っていないことを確認
まず大前提として、上昇トレンドが崩れていないことを確認します。直近の安値(押し安値)が前回安値より高い位置にある限り、上昇トレンドは継続中です。
基準2: サポートライン付近での反発
過去の安値を結んだサポートライン(トレンドライン)に価格が近づいたら注目。このライン付近で反発の兆しが見えたらエントリーのチャンスです。
基準3: フィボナッチ水準との一致
次のレッスンで詳しく学びますが、フィボナッチ・リトレースメントの38.2%や50%の水準と押し目が重なるポイントは、特に信頼性の高いエントリーポイントになります。
「下がったから買う」だけでは失敗します。必ずトレンドが上向きであることを確認したうえで、サポートやフィボナッチなど複数の根拠が重なるポイントで買いましょう。
押し目買いの失敗パターン
押し目買いが失敗するのは、主に次の3つのケースです。
1. トレンドがすでに転換していた ─ 押し目ではなく、本格的な下落の始まりだった
2. 押しが深すぎた ─ 前回安値を割り込んでしまい、損切りに
3. 出来高が伴わない上昇後の押し ─ トレンドの勢いが弱まっているサイン
失敗を最小限に抑えるには、損切りラインを必ず設定すること。押し安値の少し下に損切りを置けば、トレンド転換時に大きな損失を避けられます。
まとめ
Lesson 03 のポイント
・押し目買いは上昇トレンド中の一時下落で買う手法
・前回安値を割っていないことが大前提
・サポートライン+フィボナッチ水準の重なりが最強のエントリー
・次のレッスンでは、フィボナッチ・リトレースメントを詳しく学びます
もっと詳しく: 押し目買いの完全解説記事を読む →
・押し目買いは上昇トレンド中の一時下落で買う手法
・前回安値を割っていないことが大前提
・サポートライン+フィボナッチ水準の重なりが最強のエントリー
・次のレッスンでは、フィボナッチ・リトレースメントを詳しく学びます
理解度チェック
Q1. 押し目買いはどんなトレンドのときに使う手法?
上昇トレンド ─ 下降トレンドやレンジ相場では押し目買いは機能しません。必ずトレンド確認が先です。
Q2. 押し目買いの損切りはどこに置く?
直前の押し安値の少し下 ─ ここを割ったら上昇トレンドが崩れた可能性が高いため、すぐに撤退します。