全12レッスンを実践に活かす
おめでとうございます。ここまでダウ理論・フィボナッチ・エリオット波動・移動平均線・スイングトレード・損切り・リスクリワード比・トレンド転換・セクターローテーションと、テクニカル分析の主要テーマを学んできました。この最終レッスンでは、すべてを統合した実践的なトレードワークフローを構築します。
トレードワークフロー全体図
ステップ別の詳細
STEP 1: 相場環境の確認
日経平均・TOPIXの日足チャートを確認し、市場全体が上昇トレンドなのか下降トレンドなのかを判定します。全体が下降トレンドのときに買いを仕掛けるのは、川の流れに逆らって泳ぐようなものです。
STEP 2: セクター分析
東証業種別指数で、直近1ヶ月のパフォーマンスが良いセクターを3〜5つピックアップ。セクターローテーションの観点から、景気サイクルのどの局面にいるかも意識します。
STEP 3: ダウ理論でトレンド判定
選んだセクター内の銘柄を、日足で「高値・安値が切り上がっているか」を確認。上昇トレンドの銘柄だけを候補に残します。
STEP 4: フィボナッチで押し目を特定
上昇トレンドの銘柄が押し目をつけているものを探し、フィボナッチ・リトレースメントの38.2%〜61.8%水準に来ているかを確認します。
STEP 5: RR比を計算
損切りライン(直近安値の下)と利確目標(N計算法 or 前回高値)を設定し、RR比が1:2以上になるトレードだけを実行します。
STEP 6: エントリーとポジション管理
逆指値で損切りを設定した上でエントリー。利益が伸びたらトレイリングストップ(損切りラインを引き上げ)で利益を確保します。
STEP 7: 振り返り
トレード終了後、結果を記録。勝ちトレードも負けトレードも「なぜその結果になったか」を分析し、次に活かします。
エントリー前チェックリスト
全7項目クリアでエントリーOK
3つの手法を組み合わせる
| 手法 | 役割 | 使うタイミング |
|---|---|---|
| ダウ理論 | トレンドの方向・転換を判定 | 最初に確認(大前提) |
| フィボナッチ | 押し目・戻りの水準を特定 | エントリーポイントの精密化 |
| エリオット波動 | 波動の位置を把握 | 利確目標の設定・第3波狙い |
総合確認テスト
トレード前のチェックリストで最初に確認すべきことは何ですか?
個別銘柄の分析より前に、まず市場全体の環境を確認します。相場全体が下降トレンドなら、買いトレードは控えるのが基本です。
ダウ理論・フィボナッチ・エリオット波動、それぞれの主な役割は?
3つの手法にはそれぞれ得意分野があり、組み合わせることで分析の精度が格段に向上します。
エリオット波動で最も利幅が取りやすいのは第何波ですか?
第3波は5つの推進波の中で最も長く力強い上昇となることが多いです。第2波の終わり(フィボナッチ61.8%付近)でエントリーし、第3波の上昇を捉えるのが理想的なトレードです。