ダウ理論インジケーターとは?使えるツールと活用法を解説

この記事でわかること

ダウ理論インジケーターとは?

ダウ理論インジケーターとは、チャート上の高値(スイングハイ)と安値(スイングロー)を自動検出し、トレンドを判定するツールの総称です。

ダウ理論の核心は「高値と安値が切り上がっていれば上昇トレンド、切り下がっていれば下降トレンド」というシンプルなルール。しかし、これを目視で毎日数千銘柄に適用するのは現実的ではありません。そこで、この判定を自動化するのがダウ理論インジケーターです。

ダウ理論インジケーターが解決する問題:「どの銘柄が上昇トレンドで、どこが押し目水準なのか」を手作業で判断する負荷を軽減し、客観的な基準でトレンドを判定できるようにする。

3つのタイプと特徴

ダウ理論インジケーターは、大きく3つのタイプに分類できます。

タイプ仕組み代表的なツール特徴
ZigZag型一定の変動率を超えた高値・安値を結ぶTradingView ZigZag、MT4 ZigZagシンプルで視覚的。ただしトレンド判定は手動
スイングハイロー型前後N本のローソク足との比較で高値・安値を検出カスタムインジケーター(Pine Script等)ダウ理論に忠実。設定の調整が必要
統合分析型ダウ理論 + フィボナッチ + エリオット波動を自動算出ダウ理論ナビトレンド判定からEntry水準まで一括表示

ZigZagインジケーターの仕組み

最もよく使われるダウ理論インジケーターがZigZagです。チャートの細かいノイズを除去し、主要な高値と安値だけを線で結びます。

ZigZagインジケーターによるトレンド判定 高値A 高値B 安値A 安値B 安値C ZigZag判定結果 高値: A<B → 切り上げ 安値: A<B → 切り上げ → 上昇トレンド 元のチャート(ノイズあり) ZigZag(ノイズ除去後)

図:ZigZagインジケーターで高値・安値を結び、切り上げパターンから上昇トレンドを判定

ZigZagの設定パラメータ

パラメータ意味推奨値
Deviation(偏差)何%以上の変動で高値・安値を確定するか5%(株式の場合)
Depth(深度)高値・安値の間に必要な最小バー数10(日足の場合)
Backstep高値・安値の再計算に使うバー数3

ツール比較 — TradingView vs MT4 vs ダウ理論ナビ

TradingViewMT4/MT5ダウ理論ナビ
ZigZag表示ありありあり(独自実装)
トレンド自動判定なし(目視)なし(目視)6段階ステータスで自動判定
フィボナッチ手動で引く手動で引く38.2%/50%/61.8%自動算出
エリオット波動手動でラベルなし推定波動を自動ラベル
押し安値・戻り高値手動で特定手動で特定自動検出・表示
対象銘柄数制限なし制限なし東証約3,800銘柄
複数銘柄の一括分析1銘柄ずつ1銘柄ずつ全銘柄を毎日一括分析
料金無料〜月$12.95無料無料〜月980円
日本株対応ありCFDのみ東証全銘柄ネイティブ対応
ダウ理論ナビの強み:TradingViewやMT4は「1銘柄ずつ手動で分析」するツール。ダウ理論ナビは「東証全銘柄を毎日自動で分析し、チャンス局面の銘柄を一覧で表示」するインジケーター。銘柄発掘からテクニカル分析まで1つで完結します。

精度を上げる組み合わせ方

ダウ理論インジケーター単体でも有効ですが、以下の指標と組み合わせると判定の精度がさらに向上します。

組み合わせ役割効果
ダウ理論 × フィボナッチトレンド判定 × 押し目水準の数値化「上昇トレンドのどこまで押したら買いか」を客観的に判断
ダウ理論 × エリオット波動トレンド判定 × 波の位置特定「今は第何波か」がわかり、利益が出やすい局面を特定
ダウ理論 × 移動平均線トレンド判定 × トレンド確認ゴールデンクロスとトレンド転換の二重確認
ダウ理論 × 出来高トレンド判定 × トレンドの信頼性出来高増加を伴うトレンドは継続しやすい

ダウ理論ナビでは、これらの組み合わせをすべて自動算出しています。フィボナッチ水準、エリオット波動の推定ラベル、移動平均線のチャートを1画面で確認できます。

ダウ理論ナビで実践する

ダウ理論ナビは、東証約3,800銘柄を毎日自動分析する統合型ダウ理論インジケーターです。

機能内容
6段階ステータスチャンス局面・上昇中・要注目・トレンド崩壊・新トレンド候補・様子見
ダウ理論チャートZigZag形式でスイングハイ・ローを表示
フィボナッチ水準38.2%・50%・61.8%を自動算出
エリオット波動推定波動ラベルを自動付与
押し安値・戻り高値トレンド転換の基準ラインを自動検出
日次レポート毎日16:00頃更新。市場全体のトレンド状況を掲載

東証全銘柄のダウ理論分析を見る

毎日自動更新。ステータス確認・フィボナッチ水準の確認ができます。

ダウ理論ナビを開く →

まとめ

項目内容
ダウ理論インジケーターとは高値・安値の自動検出 → トレンド判定を自動化するツール
3つのタイプZigZag型・スイングハイロー型・統合分析型
ZigZagの仕組みノイズを除去し、主要な高値・安値だけを結ぶ
精度を上げる方法フィボナッチ・エリオット波動・移動平均線と組み合わせる
東証全銘柄対応ダウ理論ナビが毎日自動で約3,800銘柄を一括分析
運営者
この記事を書いた人
ダウ理論ナビ運営者
元小学校教員(約20年)→ SE → テクニカル分析ツール開発者。ライブドアショックでの退場経験から「根拠のあるトレード」の重要性を痛感し、ダウ理論ナビを開発。詳しいプロフィール →
※当サイトはテクニカル指標の機械的な算出結果を表示するツールであり、投資助言サービスではありません。特定の銘柄の売買を推奨するものではなく、掲載情報は参考情報としてご利用ください。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。金融商品の取引には元本割れのリスクがあります。
にほんブログ村 株ブログへ にほんブログ村 株式投資情報へ にほんブログ村 株 スイングへ