底打ち候補ランキングとは?RSI×Fib×ダウ理論の複合判定
底打ち候補ランキングとは、RSIの売られすぎ・フィボナッチの深い押し・ダウ理論の転換初期の3条件を組み合わせた複合判定で、底打ちの可能性が高い銘柄を表示するランキングである。
1. 底打ちの判定方法
底打ちとは、株価の下落が止まり上昇に転じるポイントのことである。しかし「底打ちしたかどうか」は後から振り返って初めてわかることであり、リアルタイムで正確に判断するのは困難だ。
そこでダウナビでは、3つの独立した指標が同時に「底打ちの可能性」を示している銘柄を機械的に抽出している。1つの指標だけでは信頼度が低いが、3つの指標が同時にシグナルを出せば、底打ちの確度は大幅に上がる。
2. 3つの条件の組み合わせ
| 条件 | 指標 | 基準 |
|---|---|---|
| 条件1 | RSI(14日) | 30以下(売られすぎ) |
| 条件2 | フィボナッチ | 61.8%以上の深い押し |
| 条件3 | ダウ理論 | 下降トレンドからの転換初期(安値の切り上げ発生) |
条件1: RSI 30以下 — RSI(Relative Strength Index)が30以下は「売られすぎ」の水準である。過去14日間の値動きに基づき、下落の勢いが極端に強い状態を示す。売られすぎの状態は長くは続かないため、反発のきっかけになりやすい。
条件2: フィボナッチ61.8%以上の押し — 直近の上昇波に対して61.8%以上押している状態は「深い押し」であり、これ以上の下落は上昇波の起点を割り込む可能性がある。逆に言えば、ここで反発すれば「最後の買い場」になる。
条件3: ダウ理論の転換初期 — 下降トレンド中に安値の切り上げが発生した場合、トレンド転換の初期段階にある可能性がある。まだ上昇トレンドとは確定できないが、下落の勢いが弱まっているサインだ。
3. 底打ち候補の活用と注意点
また、底打ち候補は一度にすべてを買うのではなく、最も条件が揃っている銘柄を1〜2銘柄に絞って小さく試すのが賢明だ。底打ちが確認できてから本格的にポジションを増やすのが、リスクを抑えた戦略である。
4. まとめ
底打ち候補ランキングは、RSI・フィボナッチ・ダウ理論の3条件を同時に満たす銘柄を自動抽出する複合判定ランキングである。1つの指標だけでは信頼度が低い底打ち判定も、3つの独立した視点が一致すれば確度が上がる。ただし底打ちの保証はないため、必ず損切りラインを設定した上で活用してほしい。
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参照文献・データソース
データソース
- 株価データ: J-Quants API(JPX総研・東京証券取引所公式)
- 銘柄情報: 東京証券取引所 上場銘柄一覧(プライム・スタンダード・グロース市場 約3,693銘柄)
- 更新頻度: 毎営業日16時頃に全銘柄を自動更新
参考文献
- Charles H. Dow — ダウ理論(Wall Street Journal, 1900年代)
- William P. Hamilton — 「The Stock Market Barometer」(1922)
- Ralph N. Elliott — エリオット波動理論(1938)
- Leonardo Fibonacci — フィボナッチ数列(1202)
- John Bollinger — ボリンジャーバンド(1980年代)
- J. Welles Wilder Jr. — RSI・ADX(「New Concepts in Technical Trading Systems」1978)
- Gerald Appel — MACD(1970年代)